
2025年03月30日 更新
世田谷区は外壁塗装の補助金・助成金制度があります
外壁塗装は単に住宅の美観を維持するだけではなく、建物を風雨や紫外線といった自然環境からも守るためにも、とても大切な工事です。一方で「工事費用がそれなりにかかるので…」と躊躇する方もおられます。リフォーム工事の中でも、高額な部類に入る外壁塗装工事。そうした方々の一助となるのが補助金・助成金制度です。これらは各自治体によって助成の有無や金額の差はありますが、把握しておいて損はありません。今回の記事をお読みになれば、補助金・助成金の概要や申請の注意点、申請方法のやり方がつかめます。また、補助金・助成金活用の成功例などへの理解も進みます。 外壁塗装や屋根塗装を検討中の方は、今回の記事をぜひ参考になさってみてください。 外壁塗装の補助金・助成金制度について 外壁塗装を行う際、自治体や国の補助金・助成金を活用することは、費用負担の軽減につながります。まずは、この制度概要について説明します。 補助金・助成金制度とは? 補助金・助成金とは、住宅の外壁塗装や断熱性能向上を目的とした工事に対し、国や各自治体が提供する資金援助のことです。多くの場合、以下のような条件で支給されています。 住宅の所在地(区や市の特定地域) 工事内容(省エネ塗料の使用や環境基準の順守) 申請者の条件(住宅所有者や居住者の明確性) これにより、工事費用の一部が補助され、経済的負担が軽減されます。なお、補助金・助成金は、不備なく申請すれば支援されるのが原則ですが、条件や申請時期によっては給付されない場合もあります。 世田谷区で利用できる補助金・助成金 世田谷区は、外壁や屋根塗装に関する補助金・助成金制度が整っています。ここでは、具体的な制度をご紹介します。 世田谷区エコ住宅補助金 補助対象:世田谷区の業者による施工 世田谷区の施工業者を利用した場合に適用される制度です。屋根の塗装及び外壁塗装の工事費は最大13万円支給され、地域経済の活性化を目的としています。なお、令和7年度の申請につきましては、今年の4月以降に発表予定です。世田谷区の住宅補助金についてはHPよりご確認ください。 区から補助してもらうためには、当然ですが無条件ではありません。世田谷区民であるのはもちろんの事、家屋を所有し居住している必要もあります。建築基準法に適する建物でなければなりませんし、税金の未納も対象外になってしまうので、注意しましょう。 補助金・助成金を申請するための手順 申請は工事完了後です。そのタイミングがきたら、さっそく準備に入りましょう。 1. 必要書類の準備 補助金申請書 工事見積書 使用する塗料の仕様書 工事前後の写真 本人確認書類 補助金・助成金を申請する際には、上記の書類が必要です。不備があると審査に入れませんので、事前にきちんと確認しておきましょう。 2. 申請までの手順 事前に必要な書類は、依頼した工事業者が準備し作成してくれるものもありますので、業者に確認をとりながら、申請準備を進めていきましょう。なお、書類に関する事や準備の進め方は、世田谷区のHPからも確認できますので、そちらもチェックしてみてください。 書類が準備できたら、申請書は世田谷区の環境・エネルギー施策推進課窓口へ持参します。郵送で提出することもできます。 申請書の中に不備がなければ、そのまま審査に入り、交付決定の有無が決まります。交付審査にはおよそ一ヶ月かかるのが目安ですが、申請が集中した場合は、それ以上かかることもあります。無事に交付決定となれば、役所から通知書が郵送され、指定の口座に振り込まれます。 令和6年度では、屋根と外壁塗装で最大13万円が補助されました。また、6年度の申請期間は4月1日から翌年の2月末までとなっていました。工事自体は令和5年の9月1日以降の完了であれば、申請可能となっていましたので、この慣例に従うとするなら、受付日から8ヶ月前の工事までが申請可能ということになります。ちなみに、外壁塗装と合わせて給湯器や断熱浴槽、断熱窓などの設置も検討されている方は、合算してさらに補助金が出ます。 ここで注意しておかなければならないのは、仮に申請書類に不備がなく、工事日も指定範囲内だったとしても、予算がその年度の限度額に達してしまった場合は、早期に締め切るられる事があるということです。こればかりは具体的な予測が難しいので、こまめに世田谷区のHPをチェックすることをお勧めします。 3. 申請は工事依頼業者と一緒に進める 申請を進めるにあたって、いくつかの書類は施工業者が用意します。そのためにも、工事依頼業者とは手続きに関して、確認作業が必要です。施工実績が多い業者は、こうした申請手続きのノウハウも多く持っているので、手続きまでの準備はスムーズに行くはずです。優良な業者はアフターサポートもしっかりしていますので、少しでも気になる点があれば、遠慮なく相談しましょう。 4. 世田谷区で業者を選ぶコツ 初めて外壁塗装工事をするときの不安は、どなたにもあります。ましてや、補助金・助成金の申請もとなると、なおさらです。そういった不安を少しでも減らすために、工事だけにとどまらず、書類申請のサポートをしっかりやってくれる業者選びのポイントをいくつか挙げておきます。 世田谷区内で営業している :補助金・助成金制度を利用するなら、まずは世田谷区内から選びます。 施工実績が豊富 :施工実績はそのままサポート体制の実績にも直結します。 見積り依頼や相談がしやすい :無料で見積書作成や相談ができると安心です。特にショールーム等があれば商談も気軽にできます。 工事保証やアフターサポートの有無 :きちんとした保証は工事に対する責任感の現れです。 評判を知る :インターネット検索で口コミや評判をチェックするのも参考材料になります。 5. 申請に関するシンプルQ&A <今一度、振り返っておきましょう> Q:補助金・助成金は世田谷区民以外でも申請できますか? A:いいえ。世田谷区に住民登録してある人だけです。 Q:申請依頼できる施工業者は世田谷区内だけですか? A:はい。ただし、塗装以外の太陽光発電システムや蓄電池などの設置も行う場合は、区外業者でも申請できます(令和6年度) Q:申請の準備は個人でも進められますか? A:個人でも可能ですが、申請に必要な書類には施工業者で用意する物もあるので、施工業者に任せられる部分は一任しましょう。 Q:未納の税金がありました。申請できますか? A:特別区民税と都民税が未納の場合、申請許可おりません。うっかりという事がないようにしておきましょう。 Q:世田谷区の補助金・助成金に関する情報を詳しく知るには? A:世田谷区のHPでは、検索すれば申請に必要な情報や手引きが細かく載っています。一度問い合わせてみても良いでしょう。 外壁塗装費用を抑える具体例 適切な申請をしていれば、きちんと補助金・助成金はサポートされます。実際に補助金を利用したお客様の事例をご紹介します。 屋根と外壁塗装で満額13万円の補助金を獲得 世田谷区在住のE様は、規定の反射率内(近赤外線50%以上)の遮熱塗料を使用した屋根塗装及び外壁塗装を行いました。総工事費120万円から自己負担額を減らすことができました。 屋根塗装をする場合、補助金を受けるには反射率が規定されます。各メーカーカタログには反射率等が記載されてありますので、参考になさってください。参考:日本ペイントの屋根塗料 まとめ 外壁塗装の費用は、補助金・助成金等を上手に活用することで費用負担を減らせます。自治体ごとの制度を活用し、早めに情報を集めて手続きを進めましょう。外壁堂は無料での見積書作成はもちろん、補助金・助成金活用のご相談も承っております。 世田谷区で外壁塗装・屋根塗装をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください! 世田谷区で外壁塗装・屋根塗装なら外壁堂へおまかせください!価格