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用語集【4】外壁の色選び

外壁塗装 2026.06.06 (Sat) 更新

外壁塗装で最も悩むポイントのひとつが「色選び」です。「ツートンカラー」「艶あり・艶消し」「色見本帳」など、色に関する専門用語を知っておくと、業者との打ち合わせがスムーズになります。

この記事では、外壁の色選びに関する専門用語をわかりやすく解説します。

色の基本用語

色相(しきそう)

赤・青・黄といった色の種類のことです。外壁塗装では、暖色系(ベージュ・クリーム・ブラウン)と寒色系(グレー・ブルー)に大きく分かれます。暖色系は温かみのある印象、寒色系はモダンでクールな印象を与えます。

明度(めいど)

色の明るさの度合いです。明度が高いと白に近づき、低いと黒に近づきます。外壁に明度の高い色(明るい色)を使うと建物が大きく開放的に見え、明度の低い色(暗い色)は重厚感や高級感を演出します。

彩度(さいど)

色の鮮やかさの度合いです。彩度が高い色は目立ちますが、外壁に使うと派手になりすぎる場合があります。外壁塗装では彩度を抑えた落ち着いた色が好まれる傾向にあります。

マンセル値

色を「色相・明度・彩度」の3つの要素で数値化した表色システムです。日本の建築業界で広く使われており、塗料メーカーのカタログにも記載されています。正確な色の指定ができるため、イメージ違いを防ぐのに役立ちます。

配色に関する用語

ツートンカラー(2色塗り分け)

外壁を2色で塗り分けるデザインのことです。1階と2階で色を変える「上下塗り分け」が最も一般的で、建物にメリハリとおしゃれな印象を与えます。同系色の濃淡で塗り分けると失敗が少なく、まとまりのある仕上がりになります。

アクセントカラー

外壁のベースカラーに対して、一部分だけ異なる色を使うことで変化をつけるデザイン手法です。玄関周りやバルコニーなどにアクセントカラーを入れると、個性的で洗練された外観になります。

ベースカラー

外壁の大部分を占める基本色のことです。建物全体の印象を左右するため、周囲の景観や屋根の色との調和を考えて選ぶことが大切です。

セパレーションカラー

ツートンカラーの境目に入れる区切り線(帯・幕板)の色のことです。白やグレーなど、2色の間に差し色を入れることで、塗り分けのラインが引き締まり、デザインの完成度が高まります

同系色コーディネート

同じ色味の濃淡で外壁や付帯部をまとめる配色方法です。たとえばベージュの外壁にブラウンの付帯部を合わせるなど、統一感があり上品な仕上がりになります。

塗料の仕上がりに関する用語

艶あり(つやあり)

塗装後に光沢のある仕上がりになる塗料です。新築のような美しい光沢感が特徴で、汚れが付きにくいというメリットもあります。ただし、光の加減で「テカテカ」した印象を与える場合があります。

艶消し(つやけし)・マット仕上げ

光沢を抑えたしっとりとした仕上がりの塗料です。落ち着いた上品な雰囲気になりますが、艶あり塗料に比べると汚れが付きやすい傾向があります。

3分艶・5分艶・7分艶

艶の度合いを段階的に調整した仕上がりです。数字が大きいほど光沢が増します。5分艶(半艶)は程よい光沢と落ち着きのバランスが良く、人気のある仕上げです。

骨材(こつざい)仕上げ

塗料に砂や石の粒子を混ぜ、ザラザラとした質感を出す仕上げ方法です。リシン吹き付けやスタッコ仕上げがこれにあたります。独特の風合いがありますが、凹凸に汚れが溜まりやすい面もあります。

リシン吹き付け

砂壁状の細かい凹凸をつける仕上げ方法です。落ち着いた和風の雰囲気を出せますが、汚れやすく、塗り替え時には下地処理に手間がかかることがあります。

スタッコ仕上げ

リシンよりも厚みのある凹凸をつける仕上げ方法です。重厚感のある外観になりますが、凹凸が大きい分、塗り替え時の塗料使用量が増えます。

色選びのツール

色見本帳(いろみほんちょう)

塗料メーカーが発行する色の見本集です。数百色以上の実際の塗料で塗られたチップが収録されています。室内だけでなく屋外の自然光の下で確認することが、実際の仕上がりに近い色を選ぶコツです。

A4サイズ塗り板

候補色を実際の塗料でA4サイズの板に塗ったサンプルです。色見本帳の小さなチップでは色の印象がつかみにくいため、大きなサンプルで確認すると仕上がりイメージがより正確になります。

カラーシミュレーション

パソコンやタブレットで、自宅の写真に希望の色を重ねて仕上がりイメージを確認するサービスです。色の組み合わせを何パターンも比較できるため、色選びの失敗を防ぐ有効な手段です。

色選びで知っておきたい現象

面積効果

同じ色でも、面積が大きくなるほど明るく鮮やかに見える視覚現象です。色見本帳の小さなチップで見た色と、実際に外壁全体に塗った色では印象が異なることがあります。このため、希望より少し暗めの色を選ぶのがコツです。

色の退色(たいしょく)

紫外線によって塗料の色が年月とともに薄くなる現象です。赤や青などの原色は退色しやすく、ベージュやグレーなどの中間色は比較的退色しにくい傾向があります。

汚れの目立ちやすさ

白すぎる色は汚れが目立ち、黒すぎる色は砂ぼこりの白い汚れが目立ちます。薄いベージュ・クリーム・薄いグレーは汚れが目立ちにくく、外壁塗装で最も人気のある色です。

まとめ

外壁の色選びは「仕上がってみたらイメージと違った」という後悔が起きやすいポイントです。色見本帳やカラーシミュレーションを活用し、できるだけ大きなサンプルで確認してから決めましょう。

外壁堂のショールームでは、実際の塗り板サンプルを手に取ってご覧いただけます。色選びでお悩みの方は、ぜひお気軽にご来店ください。

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